WindowsでOpenPose (v1.5.1) をPythonあり・CPU版でビルドする
モチベーション
- 特に必要に駆られたわけではないが,最近CMakeを叩いて遊ぶことが多いのでなんとなくOpenPoseをビルドしたい気分になった
- CMake GUIでごにょごにょ設定いじってたらうまくビルドできる設定を見つけたので雑だけどメモする
- Windowsでやったけど他の環境でも大体一緒だと思う
環境
- CMake 3.15
- Visual Studio 2017
- OpenPose v1.5.1
手順
手元にGPU使えるマシンが無かったのでCPU版でビルドしたけど,GPU_MODE
をCUDA
にしておけばGPU用にもビルドできるはず
- OpenPoseのコードを落としてきて,ルートでcmake-guiを起動
- ビルド先のディレクトリとしてカレントディレクトリに
build
を追加したパスを指定 - 一旦Configureしたあと,
BUILD_PYTHON
にチェックをいれて,GPU_MODE
をCPU_ONLY
に変更する (まだConfigureはしない)- もし,この時点でCUDA Toolkit周りでエラーが出るようなら,CUDA Toolkit (https://developer.nvidia.com/cuda-toolkit) をインストールする
- 新しい変数
PYTHON_EXECUTABLE
を追加して,実行に使いたいpython.exe
へのパスをファイル名も込みで設定する - もう一度ConfigureをしてからGenerateでプロジェクトを作る
- Open ProjectからVS2017を起動してソリューションのビルドを実行する
- ビルドが終わったら,
build/examples/tutorial_api_python
をコマンドラインから開いて01_body_from_image.py
を実行し,以下のスクショのようなウインドウが出ればOK