反面教師あり学習

*/

(旧)反面教師あり学習

Negative Supervised Learning

Power Pointでプレゼンを作るときに便利なプラグインやツールを紹介する

概要

アニメーションを別々のスライドに分割する

Power Pointで書いたスライドをPDFに変換する際, アニメーションを使ってるスライドでは全てのアニメーションが実行された後の状態で出力される. そのため,PDF化の前にアニメーションを別々のスライドに分割しておきたい.

PPspliTを使うとアニメーションを簡単に分割できる.

Massimo Rimondini - PPspliT

使用例

例として,下の図のような箇条書きの3つの項目が順番に出てくるスライドを分割してみる.

f:id:eqseqs:20200528230057p:plain:w500

出力結果は以下の通り. 元のスライドが箇条書きが出てくる前も含めた4枚のスライドに分割されている. 画像をクリックで拡大してみてもらえるとわかるが, 新しくできた4枚のスライドでスライド番号が揃っている.

f:id:eqseqs:20200528230107p:plain:w500

Power PointでもLaTeXで数式を書きたい

Power Pointで数式のある発表資料を作るとき,数式がサクサク書けるのが理想. Power Point上のメニューから数式選んで点線の四角クリックして文字入力して…みたいな作業が嫌すぎて 色々調べた結果,以下の記事を書くに至った. コマンドの利用により,Power Pointで数式を書く手間がかなり減る.

eqseqs.hatenablog.com

でもPower Pointの数式のフォントかっこよく無いし,LaTeXとフォントが揃わないのは輪講のときとかかなり困る. なのでやっぱりLaTeXで数式を書きたい. あとラスタ画像とかありえないのでベクタ画像として入れたい.

そんなときはIguanaTexを使うとよい.

IguanaTex - A Free Latex Add-In for PowerPoint on Windows

使用例

数式の編集画面は以下のような感じ. 数式以外のLaTeXの機能も使えるのでTikZで書いた図を貼ることもできるはず.

f:id:eqseqs:20200530024227p:plain

以下は数式を生成した結果. ベクタ画像(EMF形式)で生成されるので拡大しても汚くならない.

f:id:eqseqs:20200530024245p:plain

macOSからの利用

IguanaTexが公式にサポートしてるのはWindowsのPower Pointのみ. ヘルプによると有志によるmacOS版もあるらしい.それかLatexItを使えと言ってる. このヘルプがいつ書かれたかわからないが, 去年か一昨年ぐらいからKeynoteが公式にLaTeX数式をサポートするようになったはずなので Keynoteに乗り換えるのもアリ.

www.jonathanleroux.org

Q: Can I use IguanaTex on a Mac? A: There is an unofficial port of IguanaTeX to Mac on github. Although it appears to be still experimental, some of my colleagues use it and confirm that it works on recent versions of Office for Mac. As an alternative allowing you to embed LaTeX code into Keynote and other Mac programs, you can also try LatexIt.

Beamerでよくね?

動画とか複雑な図が多くないならBeamerでいいと思う. インライン数式書きやすいしアニメーションもそこそこ作れる.

eqseqs.hatenablog.com

まとめ